執務環境を整える
執務先の企業と調整する
- ノートPCなどの機材の貸与、VPNなどのセキュリティー対策などに関して、執務先と調整する。この際、提案された内容で支障が出ることが考えられる場合は、その旨を連絡し、改善できるように調整する。
ZOOM、Teams、Slacksなどのコミュニケーションツールを整える
- 業務中の進捗確認や、いわゆる「報・連・相」をやるにしても、息抜きに雑談するにしてもコミュニケーションツールが必要となる。最低限、必要なものは以下の2つ。
1. アプリケーション:これは他の人と合わせる必要がある。
2.ヘッドセット:マイクとスピーカーを併用する手もあるが、ハウリングを起こす恐れがあるので、ヘッドセットがおすすめである。
ヘッドセットの接続方法は、有線だとUSB接続、オーディオ端子接続、無線(ワイヤレス)だとBluetooth接続となる。
ヘッドセットは価格帯ごとに性能が良くなっていく。接続方法は有線→無線となり、ノイズキャンセリングの効き方や、使い勝手が良くなっていく。
価格帯ごとのヘッドセットの例を以下に記載する。
1万円以下
- 【オーディオ端子接続】
- 【ノイズキャンセリングマイク装備】マイクは可動式で、ノイズキャンセリング仕様。
- 【USB接続】
- 【ノイズキャンセリングマイク装備】マイクは可動式で、ノイズキャンセリング仕様。
1万円台~
- 【最大15mの通信距離】優れたロスレスオーディオ伝送により、ワイヤレスにも関わらず、音飛び、音声遅延などの心配なく、最大15mの受信距離で楽しめるHifiサウンド
- 【ノイズキャンセリングマイク装備】 マイクは折り畳み式で、ノイズキャンセリング仕様。常にクリアな音質を実現
- 【15時間連続使用可能】 充電式バッテリーは、1回の充電で、最長15時間の連続使用が可能
- 【簡単操作】音量調節やマイクのミュートボタンも耳元で簡単操作。
- 【DTS Headphone:X 7.1 サラウンドサウンド】エンターテイメントに使用する際に便利なサラウンドサウンド対応。ゲームプレイ中は、隠れている敵の足音や背後からの攻撃などが360°、まるで本当にゲームの中にいるかのような音環境を再現(PCのみ)
机、椅子、PCの画面の高さを整える
姿勢よく作業すると、テレワーク時の疲労が軽減される。机や椅子、PCの画面の高さを必要なら、見直すとよい。
テレワークを実践する
自分の状況(何をやっているか、何を悩んでいるかなど)を職場の人とシェアする。
- 開始、終了の連絡をきちんと行う。これにより「きちんと仕事をしている」ことが分かり、信頼感が醸成される。
- チャットのメッセージはだらだらと続けない。目的を達成したら自分からクローズすることを意識する。
- チャットより電話したほうが良いと判断した場合は、すぐに電話する。
ビデオ会議のコツ
- 集中力を長くは続かないので、1つの会議は30分程度までで終わらせる。
メールのやり取り
- 物理的に顔を合わせることがないので、メールの本数が増えがちになる。このため、フィルタリングを活用し、対処が必要なものを抽出するようにする。
- メールのタイトルは、タイトルだけで要件が分かるように工夫する。
(例)
【依頼】【〇〇社 ××(案件名)】~~~~のリポートに関する補足説明
出社について
- 出社したほうが効率が良い場合、会社と調整したうえで出社する。コロナウイルス感染予防のため、出社不可と回答される場合もある。
業務を進めるコツ
- 実施が必要なタスクを明確化する。
- 仕事のON/OFFの切り替えを明確にする。特に休憩、食事の時間は明確に設ける。
(例)
- 明確な始業・就業時間を設ける。
- 仕事の時にのみ使用する机や部屋を用意する。